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●シンガポール編を読む | |
| 前書き | ||
| 銀行員の夫がある晩、会社から帰って来て言った。「また、出マス。今度は香港。」 というわけで、ミンスー一家、またもや、ダンボール箱に荷物をまとめ日本再脱出。クリスマスとミレニアムに浮かれ、高層ビルの壁面がドラゴンのイルミネーションで輝く、1999年12月、香港。 初めて香港の地に降り立った夜。道のど真ん中までせり出す巨大な極彩色のネオン、軒先にローストチキンが吊るされている食堂、わけのわからない広東語の飛び交う露店、食べ物の匂いと排気ガスの熱気、大晦日のアメ横みたいな人でごった返す街、何もかもが香港映画で見た通りの正真正銘チャイナタウンだった。 あれから7ヶ月。マンションの警備員のおじさんに広東語で「ジョウサン!(おはよう)」と挨拶して、4才と6才の娘達をスクールバスに送り出す毎日。世界中どこにいたって育児と家事のルーティンにまみれる日々はかわらない。 でも、ここは香港。アジアで一番華やかなメトロポリタン。楽しむしかないよね。 |
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ある日、よく行くWan
Chai(ワンチャイ)という賑やかな町の露店街の奥に、何とも生くさい匂いとともに、香港の食の原点ここにあり、ともいうべき市場(街市)が迷路のように広がっているのを発見。![]() たった今息の根が止まったばかりの巨大なブタがステンレスの調理台に横たわっている。中国人何でも食すと言うけれど、なるほど軒先にはブタの耳まで吊り下がってる。映画「天使の涙」で見た、金城武が肉屋で横たわるブタをマッサージするシーン、ありうる、ありうる。妙に納得。 隣りには、鶏が狭い檻の中に何羽も詰め込まれて、狂ったように騒ぎながらお客さんの指名待ち。魚屋の生け簀には、水族館にいそうな熱帯カラーの魚を泳がせている。バケツにはヘビや食用ガエルがウヨウヨ・・・。
香港人たちは、何やらでっかい声で叫んで、今晩の料理の食材を買い求める。鶏も魚も丸ごと買うのが当たり前。値切ってるのかな。私も、値切らないと損かな。どうも、地元の人たちは、絶対私たちより安い値段で買ってるに違いない、という思い込みが頭から離れない。これって、外国人のひがみかしら。 お祭りのような人の熱気と強烈な匂いで、クラっときそう。我が家の小さな娘たちは、目の前にぶら下がる豚足を見ながら目をまんまるくして「香港って食べ物がイーッパイあるね。」と、心底驚いていた。子供じゃなくても、初めて来た人には、「す、すごい、何だこりゃ?」の街である。
ワンチャイッピング中心地区(中環)から地下鉄で2つ目。駅の北側はグランド(湾仔)・・・・・香港島のビジネス、ショハイアットホテルやコンベンションセンター、役所などの高層ビルが立ち並ぶ地域。南側は、ナイトクラブやレストラン街などの夜の街、家具屋街など。 |
その1〜「ムゴーイ(唔該)」
| 意味:ちょっとスミマセン、又はありがとう、の意味。自分のために何かしてもらった時に使う。 ええっ!なんでこんな言葉が、ありがとう、の意味なワケ〜〜〜!と最初、ほとんど拒否反応を示した。初めて「ムゴーイ」と口から出てくるまでに時間がかかりました。でもコレが香港で一番使える言葉です。自分の好きな所で止まってくれるミニバス。 降りる時には、「ムゴーイ、ヤウロウ(スミマセ〜ン、降りま〜す)」と運転手さんに大きな声で呼びかけます。レストランでウェイターを呼ぶ時も、excuse meよりムゴーイと言った方が振り向いてくれます。ややぶっきらぼうに言うくらいが、香港ではちょうどいいようです。 おまけの名詞「熱狗」・・・ホットドッグ(そのまんまだ) 「太太」・・・夫人(おばさんは太っていると言いたいのか・・・) |