今回から数回にかけて、1998年10月下旬から11月上旬にかけて中米を襲ったハリケーン・ミッチについて書こうと思います。観測史上4番目の大きさと言われるこのハリケーンの風雨により、中米各国は甚大な被害を受けました。ニカラグアでは私の任地など含めた北西部での被害が特に大きかったのですが、何せ1年半近く前の話になってしまうので、多少曖昧な部分もあると思いますが・・・・・・・・・・・。
この年は確かに雨が多かった。 たまたま日本から遊びに来た妹とその友人を連れて、首都から私の任地にバスで向かおうとしたところ、とある川を渡るところで大雨のために足止めを食らった。 任地へ向かうにはそこ以外に道路はなく、おびただしい数の車やバス、トラックが私たちと同様足止めを食らっていた。 |
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そして水曜日の夜。大雨。 仕事を終えた後、いつもの如く仲の良いおばちゃんの家を訪ねた。おばちゃんは深刻な顔で、何か電話をしていた。 なんとホンジュラス国境付近のソモティージョという町の入り口の橋が、大雨のために決壊したのだという。任地からバスで1時間半の地点である。 週末にソモティージョの近くにあるおばちゃんの親戚の家に行くことになっていたが、橋が落ちたのではどうしようもない。 そうしてそうやって話している間に、だんだん雨は激しさを増してきた。 |
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| そのうち、ん?床がなんか濡れてきた。何と大雨のせいで、比較的低地にあるこの家に水が入り込んできたのである! 日本の家と違って床は土間なので、水をかき出せばそれでことは済むのだが、こんなこと初めてだという。 とにかく息子達と一緒に箒やスコップなどで必死に水をかき出して、事なきを得た。 翌日、おばちゃんの息子は近所の人に昨日のことを興奮しながら話していた。 |
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