作:あくっちゃん

ニカラグアの地図(産経新聞社の資料より)
http://www.sankei.co.jp/map/chubei.html

第1回 ニカラグアの概要を読む
第2回 食と娯楽
第3回 ニカラグア人の好きなところ・嫌いなところ
第4回 ニカラグアにある日本製品

第6回 ハリケーン −その1−
第7回 ハリケーン −その2−
第8回 ハリケーン −その3−
第9回 ハリケーン −番外編−
第10回 今まで出会った人たちへ感謝をこめて

第5回 ニカラグア人の日本人観

これは私が感じたことであるということを念頭に入れて読んで下さい。

前にも述べましたが、私達を見るとまず、「チニータ!(中国人)」と言ってきます。
これは、直訳すれば中国人という意味ですが、現地では一般的に東洋人を総称してこう言っているわけです。
ニカラグアとか中米の人たちからすれば、日本も中国も台湾も同じ国なのです(香港もかな?)。
その他にも、日本は中国の一部だとか、日本と中国はくっついているとか思っている人もいます。

私の部屋に遊びに来た近所の子供たち

まあ、これに関しては日本人でも「中米はみな同じ」と思っていたり、中米と南米を一くくりに考えたり、中米に対する情報、知識などが少ない人がほとんどなのであまり人のことは言えないでしょう。私自身、最初、ニカラグアは南米にあると思っていましたし。

街を行く馬車は、交通機関の一つ

ニカラグアには(これはニカラグアに限ったことではないけれど)、中国移民がかなりおり、そういう意味では中国人と言うのは一般的にその存在を知られています。ある程度の町にはには必ずと言ってよいほど中華レストランはあるのです。
そのせいか、中国人の浸透力はかなりなもので彼ら、ニカ人からすればアジア系の顔はすべて「チニート、チニータ(中国人)」なのです。
しかし、不思議に思うのですが、私達のことをチニート、チニータ呼ばわりするくせに、車や電化製品が「日本の(スペイン語でハポネスという)」ものであることは知っているのです。
これは、テレビとかのコマーシャルで「この車は日本製だから質がいいんだぞー」と言っているからなのかも。
私が思うに、ニカラグアの中にかなり日本製のものが入っているので日本と言う国の存在は知っていても、それを私達日本人の顔と結び付けるのは難しいのかもしれません。
彼らからみれば、東洋系の人イコール中国人、車や電化製品イコール日本または韓国製なのでしょう。
しかし、不思議なもので一般的に対中国人感情は決して良いとは言えませんが、対日本人感情となるとこれが良いんですよね。
これは、中国人に比べて友好的であることが理由だそうですが、それだけでなく日本は援助をたくさん行っているので、そういうことも絶対に関係していると思います。

日本人だというと、「日本と中国は一体何が違うのか?同じ東洋じゃないか」ということをよく言われました。
私達日本人が中南米を一緒に考えているのと同じく、向こうもアジアはアジアで一かたまりと考えているのです。

バースディパーティ

ちなみに、中南米はブラジルなど1部を除き全てスペイン語圏ということが原因だとおもいますが、アジアでも言葉がまったく同じと勘違いしている人が多く、アジアは国によって言葉が違うと言っても、なかなか理解してくれませんでした。

次回は私がニカラグアを去る約1ヶ月半前に中米を襲ったハリケーン・ミッチのお話。
現在、南米ベネズエラで大雨などにより何万人も死者が出たとニュースで言っておりますが、人ごとのように感じず、胸が痛みます。

Back