作:あくっちゃん

ニカラグアの地図(産経新聞社の資料より)
http://www.sankei.co.jp/map/chubei.html

第1回 ニカラグアの概要を読む

第3回 ニカラグア人の好きなところ・嫌いなところ
第4回 ニカラグアにある日本製品
第5回 ニカラグア人の日本人観
第6回 ハリケーン−その1−
第7回 ハリケーン−その2−
第8回 ハリケーン−その3−
第9回 ハリケーン −番外編−
第10回 今まで出会った人たちへ感謝をこめて

第2回 食と娯楽

食べ物


農業国ということでこれだけは沢山あります。市場には消費しきれないほどの食材 (肉、野菜、フルーツその他もろもろ)がギッシリ!勿論安い。例えばパイナップル1個丸ごとが80円ちょい、マンゴー1ダースで50円少し、バナナ4本で15円ほど、メロン1個50円。他にも沢山のトロピカルフルーツが日本では信じられない値段で買えます(1998年当時)。しかも切り売りではなく1個丸ごとで売っています。だからパパイヤやスイカなど1個がとてもデカイやつは1人では消費しきれません。ちなみにスイカは楕円形で縞模様はないのです。また、ここの人はフルーツを果肉で食べるよりも生ジュースにして飲むのを好みます。勿論各家庭手作りですが、その時に入れる砂糖の量は半端ではありません。

食事は米、トルテイージャ(トウモロコシの粉で作ったクレープみたいなもの)、フリホーレス(小豆を塩で煮たもの)、ケソ(チーズ),プラタノ又はマドウーロ(バナナの甘くないやつ、煮るか揚げるかする)、そして朝食にはガジョピントといって赤飯のピラフ版のものをよく食べます。ハッキリ言って食事のレパートリーは日本などに比べたら少ないです。しかも使用する油の量がハンパではありません。バナナの揚げたやつはバナナの油漬けだし、目玉焼きも目玉揚げと表現したほうが適切でしょう。また塩の量もかなりのものです。これは日本と違って暑さが厳しく、その為にこのような食事形態になったと思わます。それでも、減塩、減カロリー運動ははないわけではないんだけれどもねえー。

また甘い物好きでコーヒーには必ずスプーン(テイースプーンなんて使わない。カレー用のスプーン)山盛りの砂糖を入れ、それと一緒に原色バリバリ、甘みこってりのケーキを食べたりします。この甘みは、甘い物好きの私でさえも閉口します。清涼飲料水の消費もすごく、赤ちゃんに哺乳瓶でコカコーラなどを飲ませている光景も見られます。糖分をたくさん取れば栄養がつくと思っているお母さんも多いそうで。そしてその結果、若いうちは見事なプロポーションをしている人も代後半を過ぎるとブクブクと太り始め、街中ではおじさんおばさん連20中の中で太鼓腹でない人を探すのは至難の業(?)なのであります。まあそれは大袈裟としても、本当に太っている人は多いです。国が貧しいのと人間の体型に相関関係はないという事がこれで証明されたわけです。なあんてフザけた推測はおいといて、つまりは、お米とか油とか、カロリーの高いものの方が野菜類よりも比較的安いからなのでしょう。ただ、ふっくらしている方が、魅力的とか、幸せであるというのはここでも同じ。逆に「なんで日本人はみんなフラキータ(痩せていると言う意味だが、決して誉め言葉ではない)なんだ。悲しい事でもあったのか」と言われました。

娯楽

音楽と踊り。はっきり言ってこれに尽きるでしょう。日本ほど娯楽施設などがないのも原因ではあると思いますが仕事中だろうがなんだろうが1日中どこからか音楽が流れています。デイスコで踊ったり、また、パーティーなどに音楽は欠かせません。サルサ、メレンゲ、クンビア(リズムは4拍子。サルサよりも陽気な感じ)が主ですが、ニカラグアは他の中米諸国に比べてどうやらレベルは低いらしい。男性がリードするというよりは男女が向かい合って音楽に体を合わせて踊るというパターンがのが多いような気がします。だから、リードしてくれる男性なぞほとんどおらず、私のニカラグアダンス生活の中でちゃんとリードしてくれた男性は10人もいっていないのではないでしょうか?それでもさすがにセンスだけはあるし、腰の動かし方はなかなか真似できるものではありません。こういう場では高校時代体操部に入ってて本当によかったと思いました。私はデイスコで踊るよりはむしろ誕生パーテイーなどでよく踊ってたなあ。

この他にはビリヤード、博打、テレビ観賞、野球などがあります。野球はソウルオリンピックで銅メダルを取ったくらいなんですよ。道端で、よくガキどもが三角ベースなどをやっていますが危なくてしょうがありません。街中には意外と空き地みたいなものは少ないので仕方がないんでしょうけど。野球に対する意気込みは日本と変わりません。テレビは最近少しずつではありますが一般家庭に普及しているのもあって老若男女を問わずテレビの前に集い、ロッキングチェア(ニカラグアの名産品。各家庭に必ず人数分以上ある)に座りながらずーーーーっと見ています。そう言えば本を読む人をあまり見かけませんでした。意外と本が高いというのも原因かもしれません。ちなみに家具やさんで本棚を売っているのを私は見たことがありませんでした(自分の街に限って言えば)。結局私は作ってもらったのです。その本棚、今は大事に使われているかなあ・・・・。というわけで今回はここまで。

次回は、私から見た「ニカラグア人のここが好き、嫌い」というテーマの予定です。

 

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